過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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(北海道)
[saga]
2011/09/12(月) 16:50:45.94 ID:Ih+JMOPW0
上条「――!」
咄嗟に左に跳んだ。直後に、バガァン!と何かが叩きつけられた音。
金髪のアレイスターが持っていた魔法の鎚『ミョルニル』が地面を叩いた音だった。
その一撃は、一方通行のビル投げですら揺らがなかった窓のないビルに、ヒビを入れるほどだった。
アレイスター「よく避けた。と言いたいところだが」
上条が跳んだ先の真後ろには既に、金髪のアレイスターが『ミョルニル』を振り下ろしていた。
アレイスター「光速で動くこの私には、いささか遅すぎるよ」
ゴシャア!と『竜王の鉤爪』の裏拳により『ミョルニル』が砕かれた。
アレイスター「ほう」
『ミョルニル』を失った金髪のアレイスターは一旦後退する。
上条「はぁ……はぁ……」
だらん。と左腕を下げる上条。窓のないビルにヒビを入れる一撃と真っ向から激突した『竜王の鉤爪』にヒビが入ったのだ。
アレイスター「まあすぐに再生するだろうけどね。だから、猛攻を仕掛けさせてもらうよ」
赤いアレイスターから溶岩の波が繰り出される。幅的にも高さ的にも避けられない一撃。
上条「ちっくしょう!『竜王の殺息』、属性は『氷』!」
『竜王の顎』から氷のブレスが発射された。その一撃は溶岩の波を軽く凍らせた。
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