過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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(北海道)
[saga]
2011/07/29(金) 11:49:58.14 ID:D9cHSfej0
ステイル「巨人に苦痛の贈り物を!」
ステイルは炎剣を上条にではなく、上条の数m手前の地面に向かって放る。
当然地面が爆発する。その爆風自体は、上条の『幻想殺し』で防ぐことが出来るが
爆発によって砕けた地面の破片を防ぐことは出来ない。
上条「くそっ!」
上条は、素早く数歩後退することで破片をやり過ごす。
ステイル「原初の炎、その意味は光、優しき温もりを守り厳しき裁きを与える剣を!」
間髪容れずに、今度はステイル自身が炎剣を持って突っ込んでくる。
上条はそれを右手で受けて立とうとするが
ステイル「弾けろぉ!」
ステイルが叫ぶと同時、上条の右拳が届く前に、炎剣は爆発した。
上条の右手は、爆風は難なく防いだ。しかし煙は残ってしまっている。
上条(煙で周りが見えねぇ……!)
ステイル「灰は灰に、塵は塵に、吸血殺しの紅十字!」
声は左から聞こえてきた。ステイルの右手からは赤い炎
左手からは青白い炎が、それぞれ伸びてくる。
上条「う、おおおおお!」
煙が完全に晴れたわけではないため、炎は見えないが悠長に考えている暇はない。
すぐに炎は来る。そう思い咄嗟に右拳を右斜め前方へ叩きこむ。
キュイーン!と甲高い音が響いた。
炎を消せたと確信した上条は、殴った勢いそのままで右斜め前方に転がりこんだ。
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