過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/07/29(金) 11:54:47.02 ID:D9cHSfej0
上条「はぁ〜、痛ってぇ〜」

じんじんと痛む両腕を振り、調子を確かめる。
どうやら骨が折れたりヒビが入ったりした様子はない。

上条「お前、相当強くなったんじゃないか?魔術も前より多彩だし体術も凄かった」

ステイル「君に僕の何が分かる。いいからおとなしく消し炭になってくれないかな」

上条「だって俺、お前の事ただのニコチン中毒だと思ってたし」

上条「それに三沢塾の時だって、建宮と戦ったときだって、オリアナと戦ったときだって
   お前そんなに役に立ってなかったじゃん?」

ステイル「えらく余裕じゃないか。僕にはまだ『魔女狩りの王』(イノケンティウス)という
     切り札があると言うのに」

ステイル「そしてここは地下街。イノケンティウスと相性が良い」

上条「はっ!んなもん使わせなきゃいいだけだろ」

ステイル「なら見せてやろう。僕の切り札を」

上条「させるかよ!」

ステイルに詠唱はさせまいと、上条は駆け出す。

ステイル「世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ
     それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり」

上条「詠唱はさせねぇ!」

しかし、上条の拳はまたしてもすり抜けた。

上条(また蜃気楼!?)

本物のステイルは、その蜃気楼からさらに数十m後方にいた。

ステイル「それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり
     その名は炎、その役は剣、顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ」

ステイル「イノケンティウス!」

ステイルの呼びかけとともに、イノケンティウスが顕現した。



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