過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
1- 20
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/07/30(土) 20:58:39.53 ID:6MLEAleW0
そうして神裂が刀を失って、純粋な肉弾戦に入ってから10分が経過した。
神裂は、攻撃を防ぎ続ければ体力が切れて勝手に自爆してくれるだろうと、たかをくくっていた。

だがそのテレポートと体術のキレは一向に落ちなかった。

神裂「あなたは10分間、全力で動きっぱなしだというのに、何故いまだにそこまでの動きが
   出来るのですか!?」

白井「――!」

神裂の問いに白井は答えない。否、答えないのではなく
あまりの集中力で神裂の声が聞こえていない。

神裂(彼女の原動力であろう、あの電撃少女は、そこまでの人だと言うのですか!?)

白井の攻撃、反応速度は衰えるどころか、徐々に激しさを増していく。

神裂(この私が押されて!)

ついに白井の拳が、神裂の頬を掠めた。

神裂(くっ!)

神裂の攻撃は一向に当たらない。対して白井の攻撃は掠り始めている。

神裂(このままでは……仕方ありません!)

神裂は敢えて白井の拳を受ける。その代わり白井の拳をしっかり掴んだ。

神裂(捉えました!)

しかしそれは間違いだった。1秒後、視界が変わった。
正確には、視点が低くなった。まるで背が縮んだような感じだ。
その答えはすぐに分かった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
524Res/591.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice