過去ログ - ほむら「……『ミラクルワールド』?」
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25:[saga]
2011/07/30(土) 00:37:49.04 ID:W7Edsblt0


マミ「ちょっと……いくらなんでも」
杏子「ちくしょう……弱いくせに数だけは―――!!」

余りにも『シアゴースト』の数が多い。
マミと杏子の2人は、少しずつではあるが押され始めていた。

ほむらの推察通り、この『シアゴースト』どもは、
『ディスパイダー』の『使い魔』の様な存在である。
あの蜘蛛の化け物さえ斃してしまえば、蜘蛛の子を散らす様に退散するだろう。

では、さやかの方はと言うと、

さやか「せいやぁぁぁ!!」
―――キンキンキンガキィィィィィン
ディスパイダー『グォォォォォォッッ』

確かに押してはいるものの、予想以上にディスパイダーの力が強いのか、
斃すまでにはまだ時間がかかりそうであった。だが、このままでは―――

ほむら「(な…何か……私にも……)」

そう考えるほむらであったが、しかし、今の彼女は唯の少女。
出来る事など、何も―――

―――ごそ……
ほむら「……え?」

不意に感じた、上着のポケットの内の、覚えの無い異物の感触。
探ってみれば、やはりと言うべきか、見覚えの無い『四角い何か』が入っていた。

牛を連想させる紋章が描かれた……緑色の……

ほむら「(これって―――)」

似ている、と思った。
さやかや、マミや、杏子の腰のベルトのバックルに嵌められている、
四角い、エンブレム入りの、カードが入ったケース状のモノ。
ほむらが、手にした緑色の『デッキ』を凝視しているのを、
マミが目ざとく見つけ、そして驚いた様に叫んだ。



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