過去ログ - ほむら「……『ミラクルワールド』?」
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51:[saga]
2011/08/10(水) 10:49:02.72 ID:3IVOJoOY0

ほむら「(『ミラクルワールド』からまどかを護る)」
ほむら「(その為に……私は戦う、と言う事なのかしら)」

この世界ならば、ほむらは止めたいと思えば『魔法少女』を止める事が出来るのだ。
そして、それは、仮にまどかが『魔法少女』になっても同じなのだ。

ほむら「(私が、是が非でも契約を阻ばなければならない……)」
ほむら「(そういう世界では、ないのよね、ここは)」

急に『戦う理由』が無くなってしまった感じがして、ほむらは奇妙な虚無感で満たされていた。
この世界で、自分が戦う必要など、あるのだろうか?ほむらは、そう考えてしまう。

ほむら「(私は……まどかさえ守れればいいと思っていた)」
ほむら「(でも、まどかを護る事は、美樹さやかや、巴マミや、佐倉杏子がやってくれるだろう)」
ほむら「(まどかを護る以外に、私が叶えたい願いなんて……)」

そんな事を考えていた時だった。

???『――――暁美ほむら……』

何処からともなく、そんな呼び声が聞こえた。
男の様でもあり、女の様でもある、そんなくぐもった声。

周囲を見渡す、ほむらの目に写った金色の姿。
傍らのショーウィンドーのガラスに、写り込んだ杖を持った金色の甲冑。
間違い無い、コイツこそが―――

ほむら「―――『オーディン』」
オーディン『如何にも暁美ほむら。お前に話がある』



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