117: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/03(水) 16:48:10.07 ID:7f7kD3/0o
「まァなンだ。ランチタイムの時は邪魔しねェよォにするわ」
「あ、それなら……もしお暇だったらここのお手伝いとかしてみませんか?」
「えっ」
「最近バイトが少なくて困ってるんですよ。普段なら満員御礼!なんてことはありませんが……
今日から1週間は否応なしにそんな状況になると思いますし……」
「だからってなンで俺なンだよ」
「だって、業務に関しては大体把握なさってるでしょう?
見えない厨房は別として、ホールでの接客なら」
確かに、毎日のように店員の仕事っぷりを見てきた一方通行だし、
恐らくやれと言われれば出来るだろう。
「めんどくせェよ、ンなこと」
「あはは、ですよね。まあいきなりこれから始まるラッシュアワー的な中に放り込むと言うのもあれですし、
気が向いたら大覇星祭後でもいつでも声掛けて下さい。お客様方なら店長もよろこんで採用すると思いますよ」
そして店員はグイッとソーダを飲み干すと、持ってきた椅子と共に業務に戻ると告げ、
厨房の中へと吸い込まれて行った。
「暇だったらミサカも参加しますよ?」
「indeed、ここを隠れ蓑にするのも良いかもしれないわ」
「どのジュースの組み合わせが一番おいしいか」という題目を、真面目に検討を重ねていた9982号と布束は店員の後姿を眺めながら、アルバイトも悪くない、と言う。
布束はどうだろうか、表向きでは既に研究職も除籍と言う事になっているだろうから、ここで働いても問題は無いのだろうか。
「そォだな。まァ、これからの事を考えるとバイトしてみるってのもアリかもなァ」
妹達の生存権。
はっきり言えば、それは学園都市がまだ握っているだろう。
とはいえいずれはそれを奪い返すのだが、それを行った後、妹達はどうするのか。
ここで社会見学、と言う訳ではないが働いてみるのも一興だろう。
じゃれ合っているクマと打ち止めの精神年齢について考察をしながら、
一方通行は近い未来に関して思いを馳せるのであった。
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