128: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/04(木) 20:31:46.51 ID:r56TljZ8o
黄泉川の問いに、一方通行はげんなりとした様子で指をさす。
そこには花見でもしているのか、と言う程に馬鹿騒ぎをしている一団がいた。
「……成程、あのノリに着いて行けなくなったとこに、私らが来たってとこじゃん?」
「そのとォりだァ。で、ありゃなンだ?」
「お前『りせちー』って知らないじゃん?今をときめく有名アイドルだってのに……
いくらなんでも俗世から離れすぎじゃんか」
「興味ねェもン知ってどォすンだよ」
チラリとインタビューを続けている久慈川りせを見やると、
一方通行は興味を無くしたかのように視線をそらした。
本当に興味が無いらしい。
枯れていると言うか何と言うか……。そんな呆れた様子で黄泉川は一方通行を見る。
すると再び中継を終えた久慈川が黄泉川達へと向かって歩いてきた。
「あれぇ?その人だぁれ?」
どうやら周りに人目が有る時はキャラを崩さないよう心掛けているらしく、
先程と同じテンションで話しかけてきた。
「なンだコイツうっとォしいぞ」
そんな久慈川の仕事魂を真っ向から否定する台詞を、一方通行は堂々と吐いた。
流石のりせちーも、その全否定っぷりに驚きを隠せないようだった。
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