過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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142: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:47:04.51 ID:4IO9WEvBo
何やら久慈川りせ率いるアンチスキルの部隊は学園都市各地を回り、
色んな能力者を見て行こう!みたいな事をしているらしい。

と言うのも、アンチスキル本来の任務は基本交通整理であるから(秘密裏に色々と処理はしているが)、
アイドルの交通整理映像など誰得だと言う事で見回りがてら色んな能力者を見てみようと言うのが目的なのである。

そんな中、「あれ?何この能力」となった時に「ああ、それは定温保存だね。有り体に言えば魔法瓶みたいなあれさHAHAHA」
「すっごーい博識なんだね☆」「いやあHAHAHA、それほどでも」と、素早く解説してくれる人間がいると非常にありがたい。

学園都市第一位の一方通行なら、それは天職と言っても過言では無かった。

何せ一目見て観測すれば、大体の事はすぐに把握できるのだから。
とはいえ、これは全国の男どもから怨念の念が飛んで来るだろう。

何故なら皆のアイドル・りせちーと共に行動出来ると言う特典付き。
一方通行にその自覚は無いが、ファンなら金をいくらでも積んでいるところだ。

この映像を見た事で、学園都市行きを決めた思春期の少年が数多くいたとかいないとか、というのは余談である。

「それじゃあ、次の勤務地行ってみよー!」

久慈川は笑顔全開で拳を突き上げている。
そしてチラリと一方通行の方を向くと、その視線に「お前もやれよ」と言う物を乗せてきた。

「……おォー」

本当、何やってンだ、俺。

勢いだけで行動すると馬鹿を見る、それをまざまざと教えられた一方通行は、
若干気だるげに拳を天に向けたのだった。


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