170: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/06(土) 23:01:36.86 ID:aZSRjLkro
「ついでに言うと、インデックスはさっきまでここにいたぞ」
「うえっ、マジ?何処行ったかわかるか?」
「腹減った腹減ったってうるせェから、金のありがたみを理解させるために、
1000円だけ渡してどれだけ腹いっぱいになれるか体験させてやる事にした」
「成程……それは意外と良い作戦かも……悪いな、いつも」
「はン、お前の貧乏っぷりはよォく見せられたからなァ。気にすンな、こっちにも責任はある。
これで少しは学ンで、あわよくば自らバイトする位言ってくれりゃ恩の字なンだがなァ」
「そうしたら上条さんちの家計は大いにたすかります事よ……」
一方通行に激しく同意しながら軽くうなだれる上条。
今までの家計の圧迫具合を考えると、それは当然の事だろう。
しかし、蚊帳の外だった久慈川が思ったことをそのまま上条に尋ねた。
「……話を聞く限りじゃ、あのインデックスって女の子、上条さんと同棲してるの?」
「あっ、え、ええっと……」
年頃の男女が同棲。
久慈川もまた女の子だからそう言った話には興味津々である。
先程言っていた一方通行とインデックスの関係など、とうに何処かへと消えていた。
と言うより元から信じていなかったのかもしれない。
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