187: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:14:40.23 ID:wCXd1NCbo
一方通行が突っ込みを入れた所でバスが止まり、自動扉が開いた。
ようやく着いたか、と3人は思って席を立とうとしたところ、スタッフがその扉から入って来る。
「あ、そろそろニュース終わって中継入りまーす」
瞬間、変貌した。
「わっかりましたー!それじゃあ、がんばっていこー!」
「「……」」
やはりこの豹変っぷりはすごい。
人の目を気にする術に長けていると言うか、人目が無いと判断した時はがっつり素を出すし、
人目が有る時にはすぐさま切り替える。
これは一朝一夕で得られる技術ではないだろう、と一方通行はそのように評価を下した。
別にそんな技術欲しくは無いのだが。
「行くとするかァ……」
「あ、次は父兄参加型競技なんだけど、それに2人は参加してもらうから」
黄泉川は思い出したかのように一方通行と久慈川に言う。
前もって言うと久慈川はまだしも、一方通行は間違いなく嫌がると考えられた事による処置であった。
一応、父兄参加型なので能力の使用は無しだ。
「はーい!」
「えェー……」
嫌そうな顔をしながらも、ここで嫌がったところで時間の無駄だと判断した一方通行は、
渋々と言った形で承諾するのであった。
とはいえ、能力無しでの運動には少しばかり不安を覚えているようだが。
「ちなみに、競技名は「ピンチを乗り越えろ!」で内容は二人三脚大玉ころがししながらの障害物競走じゃん。
障害物競走のコースはくじ引きでランダムに選ばれるじゃんよ」
「なンでもかンでも混ぜりゃ面白いとか思ってンじゃねェぞ!!」
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