189: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:16:44.85 ID:wCXd1NCbo
・・・
その一団は依然としてグラウンドの一角を占拠して、のんびりと時間を過ごしていた。
そして、競技を終えたフレメア=セイヴェルンを交えて昼食タイムを迎える。
「いやあ、ホント駒場のリーダーの意外すぎるスキル発揮してんなあ」
「たこさんウインナーが大体美味しいよ!」
「ミサカはこのきんぴらがお気に入りです。
と、ミサカはフェイントを入れつつ本命のから揚げを取ります」
「な!?……ぬかった……surely、こんな所でそんなフェイントを織り交ぜてくるなんて思わなかったわ……」
「残念だったな、布束サン?食う事は生きる事。生きる事とはすなわち……戦いなんだぜ?
ってああ!?それは浜面さんが取っておいたダシ巻き卵!?」
「へっへーん!気を抜いて背を見せた事がハマヅラの敗因クマ!!」
「わーいクマありがとー!ってミサカはミサカはディフェンスが強くて取れなかったダシ巻き卵を前に歓喜してみたり!」
「……ここまで喜ばれるとは、思っていなかった」
いつの間にか一方通行が居なくなっていたので、
一時は「あれ?一方通行何処だ?」とか言いながら辺りを見回したものだが(←動いてまで探す気が無い)、
一方通行の事だから何かに首突っ込んでるんだろと言う意見で満場一致した為、
落ちついて弁当を食べる事にしたのだった。
駒場印の弁当は、このように大人数になることを想定していた為……
と言うかインデックスと共に昼を過ごす事を考えていた為に、割と大量にある。
それも駒場の予想よりも今この場に居る人数が多いのだが、
インデックスは居ない為余裕で全員が満腹になれる事だろう。
しかし、インデックスがこの場に居ない、と言う事は何処かの誰かがインデックスにたかられているのだろうか。
9982号は今日になってまだ見てないインデックスの胃袋の被害に遭っている人が居ることを前提に、空に向かって黙祷をささげた。
何となく空を仰ぐと、そこには飛行船に搭載された巨大モニター。
普段だとその日の天気やらニュースやらが放送されているが、
今は学園都市内の大覇星祭模様が流されているようだ。
そのモニターには。
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