204: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:28:27.96 ID:ZVqRrhcAo
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時は遡り、上条当麻が御坂美琴の借り物競走に借り出された後の事である。
何か無理矢理御坂に引っ張られたと思ったら、借り物の条件は「棒倒しに参加した生徒」だそうだ。
そんなんいくらでもいるやん?って思ったけど俺が知り合いだから丁度良かったのかと、上条は納得した。
今度こそインデックスを探すかと思い、地に降ろした腰を上げる。
すると人ごみの中に見た顔が2人いた。
―――土御門元春とステイル=マグヌス。
一見して和やかな雰囲気で会話をしているように見えるので、
ステイルもインデックスを見に来たのかなーとか思うが、
土御門とステイルと言う組み合わせと言うだけで嫌な予感がする。
離れようかと思ったが嫌な予感が本物だった時、恐らく後悔するだろう。そのように考えた。
逆に、普通にインデックスに会いに来ただけだとしたら、
インデックスの事を預かっててもらいたいところだ。
上条自身競技に参加していると、どうしてもインデックスの事を構ってやれない。
それなら、魔術サイドの事情を知っている人間が近くに居てくれた方が色々助かる。
そのような打算的な考えも相まって、何気なく2人に近づいたのだが。
「―――だから……そう言う事情があるから……」
近づくたびに声が聞こえてくる。
「そりゃそうだ―――連中にとっては……チャンスなのだろうな」
笑顔で会話していると言うのに、イマイチその口調からは良い予感が感じられない。
とはいえ、ここで引く気は無い。この嫌な予感が本物だとしたら、なおさら。
そうして、上条の嫌な予感を裏付けするように、ステイルは口を開いた。
「―――この街に侵入した魔術師を何とかしなければならないわけだ」
上条の日常はそこで崩れ去り、今日もまた非日常が幕を開けることとなる。
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