過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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28: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 23:01:36.32 ID:kQbivQgpo
・・・

『……成程なァ』

上条当麻が話を終えると、一方通行は一言呟くように発して黙りこむ。
何か考えているのだろうか。上条は一方通行の次なる言葉を待った。

『結論から言うと、オルソラは俺ンとこに居る』

『!』

その言葉にやはりとも思うが、ある程度の驚きもあった。

こう言った厄介事に巻き込まれるのは上条の専売特許と思っていたのだが、
どう考えても一方通行の方が渦の中心にいるだろう。

『だが上条、俺がオルソラを匿ってンのは、誰にも教えないで欲しい』

いや、インデックスがそこに居るのなら、インデックスにも伝えておけ。と一方通行は付け加えた。

『何でだ?』

純粋に疑問に思う。
ローマ正教にオルソラを保護させて、それで終わりでは無いのだろうか。

『まず一つ、科学の街の人間、それも頂点に位置するこの俺が、魔術師を匿うとなると色々問題がある』

成程。言われてみればそうだ。
上条とインデックスは、イギリス清教と色々な取り決めの元、一緒に住んではいるが。
今回一方通行とオルソラにはそれがない。

すなわち、今回の件で一方通行の存在がばれると一方通行だけではなく、
オルソラにも害が及ぶかもしれない。と言うのが一方通行の見解だ。

『成程……だけどさ、こっちじゃ「白髪の男」がオルソラを匿ってるって事になってるんだけど……』

『……一応、一般人の振りをしている』

その言葉の後、一方通行の後ろで誰かの噴き出したような声が聞こえた気がするが、何だろうか。


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