290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/15(月) 09:11:52.91 ID:BjnNGAqgo
「お姉さまの出番ですか。ミサカ達も応援するので着いて行きますよ。
と、ミサカは話はまだ終わってねえとほくそ笑みます」
「indeed、御坂さんの無謀っぷりを矯正する為なら仕方ないわ……」
「お?美琴ちゃんの出番クマか?クマも着いてクマー」
「おォ、行ってこい行ってこい。ついでに御坂に現実を教えてやってくれ」
9982号と布束はラジャーと返答し、御坂を引っ張って病室を後にし、クマもそれについて行く。
そこでようやく一方通行の静寂は取り戻されたのだった。
「やっと誰も居なくなったか……」
あっという間に静かになった病室の中、1人嘆息する一方通行。
やはり後になって看護婦さんにどやされるのがいやだったらしい。
昨日も久慈川りせが学園都市を発つ前にお見舞いに来たのだが、
その時にも彼らが騒ぎ立てた為にこっぴどく叱られたのだ。
何せ被害者は一方通行なのに、非は完全にこちらにあり何も言えないのだから辛いところだった。
今日も結局騒いでいたが、昨日よりかはマシだったはずなので怒られはしないはずだとか一方通行は思う。
「……まずはその外傷をぶち治すってかァ?」
心地よい風を受け、ひと眠りする事にした一方通行は毛布をかぶり、目を閉じるのであった。
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