313: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/16(火) 09:28:15.05 ID:9TmIZQtZo
(どうしたもんかなー……無いものは無いんだもんなー)
インデックスが怒った理由が幻想殺し消失にあると勘違いしている上条は、
早く影に帰ってきてほしいと思う。
と言ってもインデックス激怒の訳はそんなことではなく、
上条が危険な事に首を突っ込みすぎていい加減堪忍袋の緒が切れたという状態であった。
とはいえ先述したとおり腹を割って話す機会を得られないまま、
今日と言う日を迎えているので上条の悩みはある意味無駄なものとなっている。
なんやかんやで上の空で授業を受けようと受けまいと、本日は短縮授業。
上条もまた入学時春先に買った冬服でサイズはピッタリなので、
衣替えのドタバタに巻き込まれる事無く、単純に短縮授業の恩恵にあずかっていた。
結局終始上の空で授業を終え、次の授業までの10分休憩になると、
土御門元春や青髪ピアスが「ガッコー終わったらゲーセン行こうぜ」と誘ってきたのだが、
上条には予定があるので上の空のままそれを断る。
「すまん。今日上条さんは先約があるのでまた今度でお願いしたいのです」
「先約ってまさか……女!?」
土御門が大仰なリアクションを取りながら、教室中に聞こえるように叫んだ。
すると教室の空気が一瞬で凍りつき、男子はまたかこいつと言う目を向け、
女子は先を越された!と言う顔をする。
「な!?」
ぼんやりしていた上条は一気に覚醒し、普段の調子に戻る。
それを見ていた青髪ピアスが追撃の突っ込みを入れた。
「カミやん?そのリアクションにさっきまでのぼんやりと何か考えていた顔……
それらが意味する事は……1つやで……!」
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