316: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/16(火) 09:30:58.23 ID:9TmIZQtZo
「やだー!降りないもん!ってミサカはミサカは拒絶してみたり!
このバッグの上はミサカに残された最後の領地だ!ってミサカはミサカは断固拒否!!」
「お前なァ……俺が病み上がりだって事理解した上でこンなくだらねェ事やってンのかァ?
つゥか降りろクソガキ、重てェ」
「な!?うら若き乙女に「重たい」はちょっとひどいんじゃないかな!?
ってミサカはミサカは猛抗議してみたり!!」
「そォか、そりゃあ悪かったなァ……あー軽い軽い、羽のよォに軽いぜェー」
「じゃあこのままでいいよね!ってミサカはミサカは誘導尋問してみたり!!」
「やっぱ降りろお前!!」
別に能力があるので打ち止めがスポーツバッグの上に腰をかけようと問題は無いのだが、
何と言うかつまり、邪魔なのだ。
歩こうとすると肩に下げたバッグが揺れ、それに伴い打ち止めも揺れる。
その度に打ち止めの頭が一方通行の腕にあたるのだが、
一方通行は打ち止めを気遣い念の為反射を発動させていないので、
その腕に当たるのが非常にわずらわしい。
なら反射してバッグから弾けばいいのではと思うが、そうしないところが一方通行の小さな配慮だった。
結局、打ち止めを降ろすことなく一方通行は病院の出口までたどり着いた。
それとほぼ同時に出入口の自動ドアが開き、白衣を着た女性が入って来る。
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