338: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/21(日) 16:23:38.82 ID:SBeSs2W4o
・・・
「……あァ?そりゃ別に構わねェが……」
「じゃ、そう言う事だから、行くわよ打ち止め。
後でパフェでも食べに行きましょう」
「え?いいの!?わーい!行く行く!
ってミサカはミサカはホイホイと着いて行ってみたり!」
一方通行は芳川桔梗の提案に訝しげにしながらもそれを受け入れた。
何やら打ち止めをしばし借りたいらしいのだが、
確かにその提案は一方通行にとってもありがたいものである。
何せこの後テレビを置いているボロアパートに行きたかったのだが、
打ち止めをどのようにして離れさせるか考えていたのだから。
今月に入ってから余りテレビの中には行っていなかったのだが、これからはその問題も付きまとうだろう。
その問題とは、テレビに入る際、打ち止めに悟られないようにすること。
黄泉川愛穂は教師やアンチスキルとしての業務もあるので余り気にしなくていいが、
打ち止めはそう言う訳にはいかない。
何せテレビの中に行っている間に打ち止めに何かあっては困るのだから、
事情を知っている人間がそれと無く一緒に居なければならない。
今日は芳川に任せれば良いが、これからはその事に関しても考える事にしよう。
一方通行はぼんやりとそんなことを思いながら、2人と別れ、テレビを安置しているボロアパートへと向かった。
……はずだったのだが。
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