過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
1- 20
387: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/24(水) 17:41:16.43 ID:VIc86ugYo
原理はわからないが、反射を貫く攻撃。
これを何とかしなければこの場を乗り切る事は出来ないだろう。
あの金髪巨乳魔術師は言葉だけで退いてくれたが、こちらはそうもいかない。

何せ金髪と違い、木原の狙いは打ち止めにあるのだから。

一方通行の考えを裏付けるかのように、一同からおよそ100m程離れたところから、
武装した男2人が1人の少女を連れて現れた。

どうやら気絶させられているようで、
2人が両肘を握ってやらなければその場に崩れ落ちてしまっているだろう。

思わず一方通行は、倒れ伏したまま叫ぶ。

「打ち止めァァァァァ!!!」

「いちいちうるせーぞクソガキ、ご近所さんの迷惑を考えやがれ」

そんな一方通行をあざ笑うかのように、木原は軽く一方通行を蹴り飛ばした。
それだけで一方通行の軽い身体は地面を転がり、再び地面に這いつくばらせる。

木原はそんな一方通行に興味を失ったのか打ち止めの方を見やると、
部下の報告を受け、一方通行に向けたのか、はたまた打ち止めを連れてきた部下に向けたのか。

ともかく勝ち誇ったように言う。

「回収完了ってとこだな。本命は生け捕りって話だが、アレは大丈夫なのかよ?
 あぁ?気絶させただけってお前どんだけ痛めつけりゃあんな生傷できんだよ。
 まあ生きてるってんならなんでもいいや、とにかく始末書は御免だからな?アレが死んだらお前も死ねよ?」

(……ふざけンじゃねェぞ)

小さく、呟いた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
855Res/840.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice