過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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423: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:53:54.06 ID:xDGXGo14o
「?」

木原はそれが何なのか確認するためスコープから目を離すと、女が地面に着地していた。
何やら顔面にピアスの数々を付けバランスの悪い顔つきになっている。

服装は学園都市に似つかわしくない
中世ヨーロッパのようなものの色違いの様なものとなっており、
黄色一色に染められたそれは見ていて目が痛い。

とはいえ、そんな事はどうでもいい。
今重要なのは、目の前の女のせいで標準を見失った事だ。

せっかく白いガキの血を以って楽しい楽しい幕間を迎えられそうだったのに、それを邪魔された。
木原の表情は一瞬にして消え失せ、迷わず女に対して引き鉄を引く。

しかし、何処からか風が吹き荒れ、木原や猟犬部隊達の視界をふさぐ。
そして風が消えると、女は変わらずそこに居た。

「良い街ね」

明らかに生きている。
弾丸を喰らった形跡も無い。

そんな中黄色い服の女は事もなげに呟いた。
まるで木原達等眼中にないと言わんばかりに。

「学生と教師ばかりの街ってのも考えものね。お陰で『侵食』が進むのが遅れたわ。
 まあ、それだけの話なんだけど」

そしてようやく、木原達の存在を認めたのかそちらの方を向きながら、


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