518: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/05(月) 02:35:38.08 ID:GQuHMGOqo
「……絹旗ァ、いつまで続くの?この茶番」
絹旗最愛が借りてきた映画の数々を見せられて、辟易した表情で絹旗に尋ねるは麦野沈利
。
アイテムに課せられた任務、それは「隠れ家にて待機する事」。
最初それを言われた時、意味が分からずに電話の主と口論をしたものだったが、
電話の主はこいつときたらこいつときたらと捲し立てて一方的に電話を切った。
結局良くわからないが、隠れ家で待機する事にしたアイテムだったのだが、
絹旗がウキウキと映画を用意していたので待機で暇な麦野やフレンダ=セイヴェルン、滝壺理后もそれに便乗する事にした。
しかし、
「ちょっと今いいところなので、少し超静かにしてもらっていいですか?」
「……分かったよ」
はっきり言って、詰まらない。
何が面白いのかさっぱりなのだが、麦野はそれでも根気よく映画を見続けた。
そんな中で、フレンダと滝壺は。
「「zzz」」
寝ていた。
それはもう気持ちよさそうに。
(私も寝たいんだけど……)
この待機と言う任務。
任務と言うからには何か裏があるのだろう。
いざ何かあった時、動けないのはマズいはずだ。
「行くぜ!!燃えるソウルハンド!!」
「させるか!!凍てつくコールドソウル!!!」
最初はカウボーイとか、西部劇的な感じだったのに、
いつの間にか超能力バトルみたいな特撮物に変貌を遂げていた。
全く理解できない。
(……暇つぶせるモン、そのうち買ってこよう)
映画に釘付けになる絹旗に、肩を寄せ合って眠っているフレンダと滝壺。
そんな3人に囲まれた麦野は、とりあえず4人だし麻雀か?とかそんなことを考えていた。
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