552: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:20:55.93 ID:7T4Cw5wio
最初は、上条当麻と影は基本的に殴り合いの肉弾戦を行っていた。
たまに上条が隙をついてオケアノスによる攻撃も放ってはいたが。
つまり、影は上条ともう一つ、オケアノスによる攻撃も視野に入れて立ち回らねばならない。
そんな中で上条は影に大きな隙を作り、オケアノスによる強力な一撃を入れたかに見えた。
しかし、それは影に更なる本気を出させる為の布石に過ぎなかったのだ。
「うらあああああああああ!!!!」
影は咆哮と同時に上条へと向かって駆けあがる。
その背後には天秤を左手に持った『女神』が全身から雷を纏って、
まるで御坂美琴が能力を放つ3秒前のような状態を見ているような佇まいをしていた。
それを見た上条はオケアノスを顕現させ、
まず先にブフーラにてユースティティアに対する迎撃を行う。
しかし、オケアノスを出す為に使う召喚器。これが隙となるのだ。
上条は基本的に召喚器を持って戦っている。
ちなみに召喚器はかなり丈夫なので乱暴に扱っても問題は無い。
と言うのもいちいち召喚器を取り出す暇も無いからなのだが、
それでも召喚する瞬間はどうしても隙が出来てしまう。
上条と影による攻防は目まぐるしく何度も入れ替わっていたが、
やはり上条がペルソナを召喚するのと影がペルソナを
召喚するのではワンテンポ差がついてしまっていた。
その隙を突く事は簡単だが、上条にその隙を埋める方法を考えつかれてはたまったものではない。
隙を突く時は、そこで上条に大ダメージを与える。
そしてその隙を突く瞬間は、今。
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