579: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/16(金) 11:34:14.42 ID:61qfjt2Qo
・・・
ヴェントは倒れ伏した上条当麻に一瞥もくれず、その場を去ろうとしていた。
しかし、しばらく歩いたところで背後から気配を感じる。
誰だ、と思うよりも早く、条件反射的に後ろを振り向いたところ、
そこには驚愕すべき光景が広がっていた。
「アンタ……不死身か何か?学園都市の実験で生み出されたバケモノ的なサムシングなの?」
「いや、残念ながらふつーの高校生ですが何か?」
そこには、先程自身の術式を受け倒れた上条の姿があった。
ヴェントは少しうろたえるものの、それをおくびにも出さずに上条へと問いかける。
「ふつーの高校生が、私の術式喰らってヘーゼンとしてて良いはずが無いっての!」
ヴェントが上条の身に起きた事を確認すべく、ハンマーを振るい風の塊を上条へと飛ばす。
今までは頭に拳銃を突きつけ背後から異形を出し、
その異形の力によって攻撃を回避していたと言うのに。
今の上条は右手をかざすだけで攻撃を受け止めた。
つまりは。
「何?ご都合主義的な漫画によくある力の復活とかそんな感じ?」
「まあそういう解釈でもかまわねーよ!」
上条は念の為左手にて召喚器を扱う。
そして背後から、出てきた異形は。
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