過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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582: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/16(金) 11:38:53.14 ID:61qfjt2Qo
・・・

第七学区のとある立体駐車場に、10台ほどの巨大な病院車が鎮座していた。

その車体は観光バス程の大きさなのだが、窓が無く、
1台につき10人の人間を収容できる生命維持装置付きのベッドが完備されている他、
簡易ながらも手術をする為のスペースも各車両に搭載されており、
これをフルに使えば単純に100人の患者をこの場に置いておく事が出来る。

そんな車両の陰に、3人の小さな影があった。

妹達だ。

少女達は常盤台の制服には似合わないアサルトライフルやら対戦車ライフルやらを武装しており、
彼女らは今現在、木原数多なる人物が放った猟犬部隊と言う暗部組織の警戒をしている。

そんな中で、ある2人の少女の声が響き渡る。

「放してほしいかも、短髪!街の様子は何だかおかしいし、
 あくせられーたも何処かに行ったみたいだし、私はここで何が起きてるのか調べないといけないかも!」

「だーかーら、それが危ないって言ってんの!
 あんたはここでおとなしくしてなさいよ!私だって動きたいのに!」

インデックスと御坂美琴だ。

一方通行の治療を行う為の道具をもらおうとしたインデックスをなし崩し的に保護した訳だが、
その後すぐに御坂という護衛と合流したのち、この場までたどり着いたのだ。

今のところ敵襲が無い所を見ると安心して良いのかもしれないが、
敵が敵なので警戒は固めるに越した事は無い。

しかし、2人はまだ気付かない。

象徴化した医者と患者達と、妹達の異変。そして無数の光の翼に。


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