612: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/25(日) 07:27:49.29 ID:H2krb3OFo
『子供達は無事クマよー』
『戦闘は無かったのかァ?』
『この場に行くまでは戦闘が何度かあったクマ。
でも子供達の目的はクマ達の足止めだったクマよ』
足止めが目的。
つまり2人は戦わずともその場に残ると言う意思表示でも示したのだろう。
それにより子供達は無傷で、布束とクマはシャドウと戦闘した事によって少し傷ついただけのようだった。
『とりあえず、そのガキ共の保護者を連れてきた。
一旦あのボロアパートまで戻るから、そのガキ共連れてこい』
『え?でもこの子らは時間稼ぎしないと、木山センセーが危ないって言ってるクマよ?』
『だから、その木山センセーを連れてきたっつってンだ』
『マジで!?』
『マジだ』
『わかったクマ!すぐに戻るから待ってるクマよ!!』
ブツリ、と無線を切る音が響き渡る。
この場は周りにシャドウの気配も無く静寂を保っていた為、
クマとの会話の間に子供達の声が聞こえたからか、木山も安心したような表情を浮かべていた。
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