638: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/01(土) 06:58:06.38 ID:CDROJ70Ho
「クソ!何だよこれ!?」
ここは学園都市のはずだ。
なのに目の前にはヒトでは無くシャドウ。
上条当麻は学園都市に何が起きたかわからないまま、
目の前で蠢いているシャドウを殲滅していく。
そしてその視線の先には。
「あの光……」
あれが間違いなく何らかの形で関わっている。
直感以前の問題だった。他の面子もあの光を見て動いているに違いない、
と上条は考えとりあえず光の翼の下へと向かおうとしていたのだが。
「ああ畜生!オケアノス、マハブフーラだ!!」
いい加減煩わしい。
そう感じた上条は氷の壁を作り、無理矢理シャドウの居ない道を作りだした。
そしてその道を一気に駆け抜けると、氷の道の終点にシャドウの姿を発見する。
「またかよ畜生!!」
人工の道は人が1人通れる程度にしか開いておらず、
シャドウが入って来ることは叶わないようだが、はっきりと待ち伏せしていると言う事が見て取れる。
しかし氷の壁によって何体のシャドウが居るかまでは分からない。
瞬時に戦闘は避けると判断した上条は、再び銃口をこめかみに突きつけると、
「オケアノス、ブフーラ!」
自身の望みをかなえるべく、オケアノスに攻撃の指示を出した。
背後の氷の壁を無理矢理突き破りながらも、オケアノスは前方に氷の塊を作りだす。
一見自分自身で行き止まりを作ったかにみえるがそうではない。
上条は目の前の壁に臆することなく賭ける速度を上昇させた。
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