648: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/01(土) 07:07:16.93 ID:CDROJ70Ho
・・・
「あれは……」
一方で、桐条美鶴らも先程山岸風香達や9982号達が見た光景を目の当たりにしていた。
それはすなわち、生存者の可能性を示す指標であったのだが。
「遠すぎるな……」
垣根提督が呟いた。
確かに、誰かが居る可能性はある。しかしここから向かおうと思うと
結構な距離があり、行ったところで既に誰も居ないかもしれない。
「だがまあ、このまま闇雲に動き回っていても埒が明かないだろう。
だったらとりあえずどちらかに向かってみるのも悪くない」
真田明彦の言う通り、情報も無い今やみくもに走り回るよりかは良いだろう。
伊織順平や岳羽ゆかりもまた同意見のようだ。
「そうッスね!誰か戦ってるんだとしたらなおさら行かないと!」
「誰か居るとして、無事だったら良いんだけど……」
そして4人は紫電が見えた方向へと駆けだす。
続いて、垣根やドレスの少女も特に文句は無いらしくとりあえず前を走る4人について行った。
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