692: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/11(火) 09:32:26.70 ID:4b9YOKk+o
「何してンだお前」
「え?」
「え、じゃねェよお前の部屋は隣だ、そっちに帰れ」
「良いじゃないこんなに人が居るんだから今更1人や2人くらい!!
あなたこんなか弱い女の子が1人棺桶しかない部屋に取り残されてる姿を想像してみてよ!!」
とどのつまり、誰でも良いから人が居る場所に居たいらしい。
ぎゅうぎゅうに詰め込んだこの部屋に更に人が増えると言うのは少し嫌だ。
とはいえそんな事を言えばまた先程のような癇癪を起こしかねないと判断し、一方通行はそれ以上何も言う事は無かった。
「まァいい。それで、お前らはどォすンだ?俺は別件で動いてっからあンま協力出来ねェぞ」
「む、そうなのか?一先ず光の翼……まぁ後で外を見たらわかるだろうが、
それに原因の一端があるかもしれないからここに居ない山岸達がそれを調べに行くはずだ。
だから私達も無事な人を探しつつそちらへ向かおうと考えている」
「そォか。はっきり言ってこっちもいっぱいいっぱいでなァ。とりあえず光の翼とやらは任せるぜェ。
そこの上条も持ってってくれて構わねェ」
「あぁ、任せてくれ」
「一方通行はどうすんだよ、そんな傷で」
淡々と話を進める様子を見る限りでは大丈夫そうに見えるが、
あのような大きな傷を作って大丈夫なはずがない。
上条は自分の事を棚に上げ一方通行が無茶をする一方通行を咎めようとするが、一方通行は意に介さない。
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