711: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/13(木) 23:48:26.92 ID:CIoTymloo
「意外とわかるものね、ここからそこまで遠くはないわ。
場所は第十九学区の……ああ、地図無いの?地図!」
電気機器は使えない為、地図もアナログの物が必要になる。
とはいえそんなものはここには無い。
これが進み過ぎた技術の弊害か、と一方通行はどうでもよさげにぼんやり考えるものの、
第十九学区に向かうついでに適当なコンビニから拝借しようと決めた。
「俺と芳川、9982号は打ち止めンとこに向かうから、
お前らはあの光の翼の所に向かえ。なンかあるだろ多分」
「おっけークマ!」
「おう、任せとけ。一方通行もあんま無茶すんなよ、怪我してんだから」
「well、影時間ってシャドウが出るのよね?私も召喚器もらっとけばよかったわ」
「一応『鋼鉄破り』ならここにありますがちょっと扱いが難しいですしね。
と、ミサカはこっちのハンドガンを自衛用に渡しておきます」
芳川桔梗のペルソナ『カシキヤヒメ』の両手に頭を包まれている9982号は
今の今まで部屋に置いてある装備を整備していたらしく、装備のうちの一つを布束砥信に手渡した。
その黒い塊を受け取った布束は一言呟く。
「indeed、これである程度は何とかなりそうだけど、
何だか召喚器と同じ要領で頭に突きつけちゃいそうね」
「やめて!」
思わず9982号が突っ込みを入れる。
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