770: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/23(日) 04:09:36.40 ID:Z+vgETdzo
布束の頼みを聞いて、結標は手近の崩れた建物へと向かって行く。
この広さを1人で探せと言うのは焼け石に水だが、ないよりかはマシだろう。
それに、もし戦闘になるのだとしたらペルソナ使いでは無い結標を巻きことなど出来ない。
戦力半減だがそうも言ってられないだろう。
「砥信ちゃん、砥信ちゃん、ちょっと良いクマ?」
「ん?」
こっちが覚悟決めてる時になんですか。
ジロリと視線をクマへと運ぶと、呑気にこう言い放った。
「本当にアレが悪いか様子見しないクマ?」
「anyhow、状況証拠は十二分に揃ってると思うんだけど?」
「いや、でも今は力出せないしショージキ怖いクマ」
「やっぱそれか!私も怖いわそんなもん!」
クマに盛大な突っ込みを入れると、続いて布束は春上の方を見やる。
突然振り向かれた為春上もビクリと肩を揺らした。
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