過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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774: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/23(日) 04:13:10.43 ID:Z+vgETdzo
(やっぱり……下の子は無理矢理操られてる……!!原因は頭の輪……
 でも、どうすれば……!)

風斬はAIM拡散力場の塊である。
言うなれば力の塊を頭の輪が制御している状態なのだが、それを壊せば一体どうなるのか。

単純に拘束から解放されるとは思えないのだが、そんな事は山岸は存ぜぬ事である。

無理矢理動かされている風斬は、やはり無理矢理力を発せられた。

しかし今度の紫電を防いだのは麦野の原子崩しでは無く。

「incidentally、あなた達は味方でいいのよね?て言うかアイテム居るし何の集まり?」

布束のアトロポスが生み出した風が瓦礫を飛ばし、それを壁としたのだ。

山岸達は桐条美鶴から連絡を受けていた為、
自分達以外にペルソナを使える人間に対する驚きは少ない。

ただ、布束1人しか居ない事に違和感を覚えたのだが。

「そうですね、あなたは1人でここまで……?」

「今は1人だけどね。but、他に3人瓦礫に誰か居ないか探してもらってるわ」

well、焼け石に水かもしれないけど。
と、特徴的な語頭を扱う少女は周囲の荒れ果てた光景を見て自嘲するように笑った。

それを見た麦野はキョロキョロと周りを見渡した後に山岸らを見ると、

「アンタらもこの惨状に巻き込まれたかもしれねぇ奴らを探してこいよ」

「しかし……」

確かにそれもしたいが、そもそもここで天使の暴走を止められねば何にもならない。
そんな考えも相まって動けなかったのだが、麦野はそんなもん放っておけばイイと言う。
どういう事だとアイギスは首を傾げるものの、事もなげに言い放った。


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