777: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/23(日) 04:16:55.47 ID:Z+vgETdzo
・・・
「オイ、何だよそれはよォ」
「あん?テメェこの『影時間』で行動出来る条件分かってねぇのか?」
一方通行は焦った様子も無く木原数多に問う。
恐らく最早通じないであろう拳銃を腰に戻しながら。
対して木原は一方通行の問いに対して嘲るように聞き返した。
影時間で行動出来る条件。
そして目の前の光景。
「お前も、ペルソナ使えンのかよ……」
「むしろ使えねえっていつ言ったよ?」
確かに言われてないけど。
何か納得いかない。そんな不満げな目で木原を睨みつけるが、全く気にした様子では無い。
「まー色々あってよぉ。使えねーよか使える方が実験もはかどるし便利っちゃ便利だぜ?
つーかその可能性を考慮しなかったお前が悪ィよ、ここは」
「違いねェな」
怪我は無いかと言えばウソである。
木原はこめかみあたりから血を流しているが、致命傷とは行かないだろう。
確かに一方通行は木原の額めがけて銃弾を放った。
銃の扱いは慣れていないが、その辺は能力で補正をした。
しかしその補正は飽くまでも狙いを定める為だけにしか使っていなかった。
故にペルソナでガードされたのだろう。
しかしペルソナのダメージは使い手に還るからこその怪我。
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