836: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/11/01(火) 16:56:23.20 ID:7XGk9NhVo
魔術の事を思い出すと、何故かあの時に造り出した『黒い翼』について思い出される。
あれは一体何なのか。無意識のうちに発生させた為か、今はどんなに原因を探ろうとも思い出せない。
それもそのはず、あの力の塊は何から生成されたのか、今でも理解できていないのだから。
兎に角必死で、兎に角木原数多を潰したかった。
気が付いたら背中から羽根生やして意識も軽く飛んでいた。
あの騒動で、自分は何を得たのか。
(まずは、妹達の生存権を獲る)
その為には暗部を叩き潰す位しなければ無理だろう。
臥薪嘗胆、と言う訳ではないが、ひたすら暗部に潜る。
マヨナカテレビや影時間は、学園都市の暗部につながっている。それは確定したと言っていいだろう。
しかし、差し迫っている問題はそれだけではない。
(……神の右席)
上条はそのように言っていた。
そしてその集団の中には『聖人』とか言う身体能力がずば抜けて高い……
それこそ、自身の身体能力だけで超能力者を圧倒出来るような人間が魔術を扱ってくると言う。
(……俺ァマヨナカテレビと妹達の関連を調べてェだけなンだがな……)
上層部は間違いなく魔術と言う物を認知している。
でなければ「魔術集団という名の超能力開発機構」などと嘘をつけるはずがない。
そして魔術師側も自分の信じる神を真っ向から否定され、
「その力は科学的なものだ」と言われたとなれば黙っているはずが無い。
(どォ考えたって世界中の魔術師に挑発してるとしか思えねェ)
戦争でもしたいのか?そんな事を考える一方通行。
そちらに関しても、色々と調べる必要があるだろう。
何せ世界中の科学的機関で、妹達が預けられているのだから。
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