過去ログ - 八九寺「わたし、阿良々木さんの事が嫌いです」その2
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(愛知県)
2011/07/30(土) 11:40:00.88 ID:YaBQIAsR0
004
朝起きると、八九寺が隣に立っていた。
夢か、と思った。
しかし、よくありがちな頬をつねってみたところ、そんなことはなかったぜ!
しかしつまりそれは、八九寺が隣にいるということ。戻ってきているということ。
「阿良々木さん」
「は、八九寺。なんで戻ってきたんだ?」
「阿良々木さんが落ち込んでいたからです」
「お前は、こんな僕が傍にいてもいいのか?」
「もちろん、阿良々木さんじゃなきゃ駄目です」
「そうだな」
だってお前、僕のことが好きなんだもんなあ。
「八九寺」
いつも僕はお前のことを考えていた。
お前が嬉しくなるように楽しくなるように。
でもだからそれは、八九寺のためではなかったということ。
「八九寺。お前は、僕といる時、なんで苦しかったんだ?」
「だって、阿良々木さん、分かってくれないですから」
「分かってくれない?」
「わたしの気持ちを」
八九寺のねえ。
果たして僕は、分かったことがあったんだろうか。
親友と言っておきながら。
「片恋相手と一緒にいるのに、苦しくないなんてことがありますか?」
「苦しい……」
そうか。
八九寺は……僕が戦場ヶ原と一緒にいるのが辛かったのか?
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