過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/01/28(土) 22:37:13.06 ID:jd3clNu6o
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祭壇―昼過ぎ―
青年「いやー食べた食べた。おいしかったねー。」
迷子「はい!本当においしかったです!」
青年「ははは、べたべただねぇ。」
ゴシゴシ
迷子「あぅ、す、すいません。」
妹「ほんと、おいしかったな。」
孫「・・・うん。美味かった。」
勇者「そういってくれると作った甲斐があった。」
青年「甘い物は木にたくさんなってるからわざわざ作り直したりしないからね。新鮮だったよ。」
青年「作るのは苦労したのかい?」
勇者「いや、手伝ってもらったからそこまで苦労はしていないかな。一番大変だったのは材料調達だ。」
迷子「すごく深くまで掘っていたですよね。」
勇者「うん。俺の半分強かな。そのくらい掘らないと折れてしまうからね。」
孫「そ、そんなのを3本も採ってたのか。」
妹「あたし達が蜂の巣取ってる間によくできたな。」
迷子「すごいはやかったですよ。木の棒使ってるのにあっという間に掘ってました。」
青年「君は多才だねぇ。料理もできて穴を掘る事も出来て足が速くて強いなんて。」
妹「穴を掘るって。それは才能なのか?」
青年「ははは、そうさ、才能さ。どんな行動にも才というのは関係しているさ。」
勇者「そう煽てるな。何も出ないぞ。」
青年「いーや。美味しい夜ご飯位は出そうだね。」
迷子「・・・!」
勇者「ははは!そうだな。その位なら作ってもいいか。だが今日は肉や魚はもう出ないぞ。」
青年「え?なんでだい?」
勇者「その子の体調の為だ。夜は臓器の動きが鈍るから、消化が容易な物の方がいい。」
勇者「だから、果物の粥でも作るさ。」
青年「君の場合はそれだけでも美味しそうだからすごいねぇ。」
妹「実際美味いよ。あたしが作った物とは雲泥の差なんだよね。材料は同じなのになー。」
青年「そうなのかい?」
迷子「え!?な、なにがですか?」
青年「多腕族のこの子と葉っぱ仮面のこの人が作った物はそんなに味に差があるのかい?」
勇者(葉っぱ仮面・・・。)
迷子「・・・え!?そ、そんな、その。ど!どっちもおいしかったでございますよ!」
妹「ははは、そんなわけないじゃん。いーよ正直に言いなよ。怒らないからさ。」
迷子「えぅ・・・。」
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