過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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649: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/06(火) 17:28:01.07 ID:4JeG5lWQo
準長「・・・それに、今回の問題はその事じゃありません。」
長「そうですぜお義父さん。正直腸煮えくり返る思いだが、飲み込まんといけません。」

長老「わかぁっとるわいそんなもん!」

勇者「・・・。」
妹「・・・?」
迷子「・・・。」

長「どうします?予定通りと行きますかい?それとも・・・」

準長「私はそちらの方に賛成したい。」

長老「・・・おっかしぃのぉー。貯めにためとった怒りがどっかいってしもうた。」

門番「では、どのように?」

長老「そんなもん決めるのはこいつよ。儂では無いわい。」

長「分かりました、好きにさせてもらいますぜ。おい娘!降りろ。」

妹「・・・わかった。」
ドスン!

準長「・・・安心しろ。禁を破った事に関しては不問だ。その蜘蛛狩りに挑むには成人しなければいけないという事も、不問にしよう。」

妹「・・・。」

長「・・・・・・た、ただぁし!その蜘蛛狩りを黙って持っていくのだけはいけねぇ!」
長「それはなぁ!我らが多腕族の宝!大樹の成長と共に高く、高く上がっていくよう捧げられた神物よ!」
長「ずっとずっと大昔!我らの村を超えるような大きな魔物が出た時に、そいつをぶっ殺した時の物よ!!」

長「それは!我らが力の証!!古の勇者の力を鼓舞する我らが誇り!」

長「それを持っていくのなら!!」

長「力ぁ示して貰わねぇとなぁ!!!」
グォォォ・・・

ズゴォン!

妹「・・・っ!」

長「どうしたぁ!!怖気づいてんじゃねぇぞ!!」

妹「お、親父とやるのか!?」

長老「そうよ。力じゃぁまだまだ村一番よ。ちなみにそれもって逃げる事は叶わんぞ。」

勇者「・・・確かにな。これを持っていては速さが出ない。矢を避けることもできないな。」

妹「勇者・・・。」

勇者「だが、お前一人とこの子なら抱えて逃げれる。いつでも諦めていいぞ。」

妹「・・・。」

長「今決めろ!やるか!降りるか!!」

妹「・・・。」

妹「・・・わかった。やるよ。」

長老「ふん。覇気がないのう。」

準長「取り決めは?」

長「んなもんこの面子の中で俺がやるっつったら一つだけよ。」

準長「分かりました。妹よ、そこに立て。」

妹「・・・ん。」
スタスタ

勇者「・・・。」
勇者(体格が全然違うな。どんな勝負かわからないが普通だったらあの子が絶対に不利。)

準長「おい、お前とその子。こっちにこい。」



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