過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/06(火) 17:40:19.92 ID:4JeG5lWQo
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祭壇
焚火≪パチパチパチ・・・≫
勇者「予定は明朝。夜明けすぐだ。夜明け前に静かに近づいて光源が確保できたら事を起こす。」
フライパン≪ドジャァァァァ!!≫
勇者「・・・なるほど、土鍋に近いな。熱が通りにくいから火加減調整を一歩早く・・・」
青年「うわぁいいにおい・・・。」
妹「お腹減ってきた・・・。」
勇者「そろそろ魚を焼き始めてくれ。」
孫「わかった。」
青年「すごい量の胡椒だねぇ。からそうだ。」
勇者「ああ。すごくからいぞ。ただその分精がついてくれる。疲れもふっとぶ。」
妹「なぁなぁ、入れるのってこれでいいのか?」
勇者「あぁ。ついでに蜂の子も入れてくれ。肉の内側にな。火を通しすぎると味が落ちるからな。」
妹「わかった。あとは葉っぱで巻いて火に入れればいいんだよね。簡単だな。」
勇者「酒がほしいな・・・。まぁいいか。野獣の肉の癖もおいしさの一つだ。」
青年「火が多くてあっついねぇ・・・。」
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勇者「焼けた。これで最後だ、食べようか。」
青年「うわぁーおいしそうだねぇ。」
孫「量多すぎないか?」
妹「食べ切れるかなぁ。」
勇者「はは、残すなよ。」
葉≪ガサガサガサガサ≫
青年「なにしてるんだい?」
勇者「あの子に届けてくる。悲しがるだろうからな。」
孫「え?だ、だいじょうぶか?もう真っ暗だぞ?」
勇者「道は記憶している。蜘蛛の通りずらい所を通る。出来るだけ急ぐ。松明もある。」
勇者「多分大丈夫だ。冷めないうちに届けてくる。先に食べてていいぞ。じゃぁな。」
ズダ!ダダダダダダ・・・
青年「料理の説明して欲しかったんだけどな・・・。」
妹「あたしが代わりにするよ。えーと、これがウサギの胡椒ステーキ。こっちが若い芭蕉実の蒸し焼き、鳥の香料焼き、焼き魚、虫の串焼きで・・・」
孫「それは料理名じゃない?」
妹「う、うるさい!な、何が入ってるかは見ればわかるだろ!」
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