過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/08(木) 19:21:09.27 ID:qTWGXSDKo
青年「あと、これ。呪術師がつける腕輪。」
勇者「木で編んであるのか。」
青年「燃えない木と蜘蛛の糸と蛇の皮でできてるんだってさ。神の祝福があるとかなんとか。」
青年「これあげるよ。」
勇者「あぁ、ありがとう。」
迷子「私何もない・・・。」
勇者「別にいいさ。気持ちだけでもありがたい。」
迷子「うん。早く元気になってね。」
勇者「あぁ。」
勇者(次は何をしなければいけないか考えなくては・・・・・・。)
勇者「・・・・・・ふぅ。」
孫「お前・・・これからどうするんだ?」
勇者「・・・それを考えている。」
勇者(魔法が一番現実的だ。外に出るよりいくらかは、程度の話だが・・・。)
青年「打つ手なし、かい?」
勇者「まだ・・・一つあるが・・・・・・。」
妹「なに?」
勇者「蜘蛛から魔力を奪う。」
迷子「まりょく?」
勇者「説明は省くがあいつらには魔力臓器が有った。ならば恐らく魔力が存在している。」
勇者「その魔力を奪い使用すれば俺の毒も消すことが可能だ。」
青年「・・・。」
妹「・・・。」
勇者「・・・頭はまだおかしくなってないぞ。外の世界には普通に存在する物だ。」
勇者(・・・そうだ。外の世界にとって魔法は当たり前。外を知るあの爺さんならば魔法を知っていておかしくない。)
勇者(魔法が使える人間が居ないか聞いてみよう。)
青年「そのまりょくって奴は僕たちには無いのかい?」
勇者「どうだろうな。魔力臓器が有ったとしても魔力があるとは限らない。」
勇者(魔力無人間がいる。彼らにも魔力臓器が有るが魔力は出ていない。)
青年「あるかないか分からないなら使おうとしてみたらどうだい?もしかしたらあるかも。」
青年「あ、それともそのまりょくって奴は奪われると僕たち困るのかな?」
勇者「いや・・・魔力を奪うと言っても根源から奪うわけじゃなく、遊離魔素と言われる物を流用するだけだから問題はない。」
青年「ゆーりまそだがなんだか知らないけど問題ないなら試してくれていいよ。」
勇者「ふむ。じゃぁ俺の手が届く範囲に近づいてくれ。」
ガシッ
勇者「解毒魔法詠唱開始」
勇者「・・・・・・。」
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