過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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763: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/12(月) 01:13:40.67 ID:sOJmdqDBo
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祭壇

勇者「ハァッ!ハァッ!」

孫「お、お前・・・!その血は・・・!」

勇者「気にするな、蜘蛛の血だ。」

妹「そ、それも毒だぞ!よ、弱いけどさ!」

青年「・・・君・・・・・・。」

老人「・・・無謀ですな。自ら選択肢を狭めるとは・・・愚かだ。」

勇者「迷子の様子は・・・」

迷子「ヒューーーヒューーー」

勇者「!は、早い・・・!すでにここまで・・・!」

老人「・・・この子、感受性が異様に高いですな。今は針で眠らしています。」
老人「見てください。針で筋肉を抑制していますが・・・抑えきれずに末端が小刻みに痙攣しています。顔も強張りが取れません。」

勇者「ぐっ・・・!この子を見つけた時、栄養失調状態でした・・・!その所為かと・・・!」

老人「・・・あなたはこれからどうするのですかな。」

勇者「蜘蛛が大量に居る場所を知りませんか!?」

孫「なっ・・・!」
青年「君っ・・・!」
妹「駄目だ!もういっちゃ!」

勇者「時間が無い・・・!手をこまねいていても俺たちが死ぬだけだ・・・!」

老人「・・・知りませんな残念ながら。」

勇者「そう、ですか・・・!では失礼します。」

孫「待て!」
ヒュパ
ギリギリギリ・・・!

孫「どこ行く気だ!!」

勇者「蜘蛛を探す!」

妹「ゆ、許せるわけないだろ!!」

勇者「ではなんだ!大人しくしていろと!?ありえん!」
勇者「死を待つなど俺には出来ない!俺の邪魔をするのなら・・・!」

勇者「俺に勝ってから言え!」

孫「うぐっ・・・!」
妹「落ち着けよ!焦ったってしょうがないって言ったのはお前じゃないか!!」

勇者「ゆっくりしている暇はもうない!焦りながらでも可能性の追求をし続けなければ間に合わないかもしれない!」
勇者「今はこれしか手段がない!」

青年「・・・蜘蛛を殺して回る事がかい?」

勇者「魔法を使える可能性がそれしかない!」


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