過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/12(月) 04:32:22.85 ID:sOJmdqDBo
勇者「発声を封じられる意味は?」
緑『そんな事も分からんのか人間は』
『お前が魔法を使うとき絶対に何かをしなければならないだろう それを封じるためだ』
『魔力を動かすだけである程度の魔法は使えるが 高度な魔法には絶対に必要なのだ』
緑『まだ何か聞きたいことがあるのか人間』
勇者「・・・この島から出る方法を教えてくれ。」
緑『転送術でも大地鳴動でも水流操作でもなんでも使って出て行けばいいだろう 魔法に不可能などないのだ』
勇者「俺は条件を知らん。他の方法はないのか。」
緑『人間とは無知な物だな たかだか100年程度しか生きないのだから仕方がない事か』
緑『Знание распространения』
勇者「ぐがっ!?」
グオオオオ・・・
勇者「うあ・・・!こ、これは・・・!」
緑『さぁ転送術の条件を伝えてやったぞ あとは好きにするがいい』
勇者「・・・この座標はどこに飛ぶんだ?」
緑『さぁどこだったか 私の仲間の内の何処かだろう この島と海以外であるはずだ』
勇者「・・・ありがとう。」
緑『人間の価値観はわからんな あと一歩で私に自我を壊されていたというのに感謝とは』
『まぁいい 私の優しさに咽び泣いて喜べ』
勇者「どうせお前は俺の体に何か残しているんだろう。」
緑『ほう 察しがいいな あたりだ』
『まぁ知った所でお前にはどうにも出来ん なんらかの罠だと思え』
『お前が何らかの行動をした時に発動するぞ せいぜい怖がれ』
勇者「ではまたな。」
緑『お前の顔など2度と見たくない せいぜい節制してくれ』
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祭壇
老人「戻りましたか。」
勇者「えぇ。そしてお別れです。」
老人「もう行くのですか?」
勇者「仲間が危機に陥っています。急がなければ。」
老人「この子らにお別れも無しですかな?」
勇者「・・・眠気覚魔法 矢×4」
青年「はっ!」
孫「ぅ・・・。」
妹「あ、あれ?」
迷子「・・・?はー・・・。」
勇者「・・・お別れだ。俺はこの島を出ていく。」
青年「あっ葉っぱ!ってえ!?い、いきなりだね!」
妹「お別れって・・・え!ここ出れるのか!?」
孫「・・・・・・。」
迷子「・・・んー?」
勇者「この魔法は発動に時間が掛かる。その間受け答えは出来なくなる。」
勇者「この子は連れて行く。まだ定期的な解毒が必要だからな。」
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