過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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796: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/16(金) 01:55:10.34 ID:hzmsnHkco
女戦士「私なんてぶった切るしか出来ないからなー。金儲けは専門外だぜ。」

女魔法「私も魔法しか出来ない。」

女僧侶「私は皆さんを癒す事しか出来ないですから・・・。」

女商人「皆さんが居てくれて助かりますよ?一人の頃より全然楽しいです。」

女戦士「いやー?邪魔しちゃってすいませんね?せっかく二人きりだった所を・・・」

女商人「え?」

女僧侶「確かに私も入りたての頃はその事について悩んだ物です。お二人の仲を邪魔しているだけだなと、強く・・・。」

女商人「え、いや、そのですね?」

女魔法「・・・。」
女戦士「でーどうなんだ?二人っきりだった時は楽しかったんだろ?」

女商人「そ、それは、そうですけど・・・。」

女僧侶「うふふふ。今でも思い出しますわ。お二人のあの距離感。着かず離れず、心まで・・・」

女商人「うぅ。」

女戦士「そういえば2人抜いたらお前が一番古株だよな。出会ったばかりの頃ってどうだったんだ?」

女僧侶「そうですねぇ。あの頃は初々しくて・・・と、言いたいのですが、本当はあまり余裕が無くて。」
女僧侶「あの頃は・・・自分に無力感を感じてしまって、旅を楽しむ余裕も無かった。」

女商人「そ、そんな。本当、助かりましたよ?僧侶さんが来るまではずっと勇者様が火の番していてくれて、休む余裕が無かったですもん。」

女魔法「ずっと・・・?」

女商人「えぇ。私がするといっても睡眠魔法使われて無理矢理・・・。」

女戦士「相変わらずそういう時は強引だなー。よく倒れなかったなあいつ。」

女商人「さ、流石に一週間に一回は変わってくれましたけどね?本当、見ててハラハラしました。」

女魔法「勇者無茶。」

女僧侶「・・・商人さんが笑えなかったのは勇者様が原因だったのですね・・・・・・。」

女商人「え?」

女僧侶「いえ、何でもありませんよ?所で商人さんが一人でいた時代に設けたお金はどうしていたんですか?」

女商人「え?」

女戦士「そういえば儲け出てたんだろ?何に使ってたんだ?」

女商人「え、えーと・・・珍しい物はそれだけ高くてですね。私は仲介みたいなもので、あまり儲けは無くて、」
女商人「確かに少し溜まってましたけど、あてもなくふらふらしていたものですから使い道も無くて・・・。」
女商人「あ、そう。勇者さまと出会った時にですね、服とか防具とか新調してだいたい使っちゃいました。」

女戦士「どんだけ高いもん貢いだんだよ。いやそれとも自分に使ったのか?」

女商人「だからあまり儲けは無かったんですよう。勇者様あの頃盾さえ持ってなくて・・・」

女僧侶「買い物すら出来ない状態でしたからねぇ。その分サバイバル能力高いみたいですけど・・・。」

女商人「あ、たしかに最初の頃は食費が浮いて結構助かりましたよ。私が一緒になってからは街についたら絶対止まらなきゃいけなかったから旅の速さは落ちましたけど。」

女戦士「あぁ、そうか街に泊まる事すら出来ないもんな。人のいる場所に近づけないっていうのは本当大変だな。」

女魔法「・・・なのに揉め事が有ったら解決するなんてすごいね。」

女商人「あ、でも勇者さま街の様子はしきりに聞いてきていましたよ?」

女僧侶「そうなのですか?」

女商人「はい。私と出会う前はどうしていたかわかりませんけど・・・。」

女戦士「興味あったんだろうなー。街って物がどんなもんかさ。」


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