過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/19(月) 00:15:02.83 ID:gckC5gxYo
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勇者「・・・」
ガリガリガリガリガリ
文官「・・・。」
ペラ・・・
迷子「でっかいお花・・・。」
文官「ラフレシア、ですね。このように大きな花が特徴で、色は赤色を主に、黄色、白などが斑点模様として広がります。また、この花は悪臭が有名で、その匂いは肉が腐ったよう、との事です。」
迷子「へぇー。」
文官「ラフレシアは他の植物、大凡に木ですが、根っこに寄生し、直接栄養を奪い花のみを地上に出します。なので他の植物にある枝や葉は存在しません。」
迷子「そうなんだ。お姉さん物知りだね。」
文官「私は文官ですから、知識量だけは自信があるのです。といっても、実物を見た事があるわけではないので正しいかどうかは定かではありません。」
迷子「すごいのに・・・。」
?「お〜い。私の文官よ〜い。」
文官「・・・。」
迷子「? 誰か来たよ?」
文官「・・・現王ですね。とても気さくな方で、民の信頼も一部は厚い方です。公私混同はあまり、しません。」
王「居た居た。おっと・・・あー、お前が、勇者か。」
勇者「・・・始めまして。第三十一代・・・」
王「いい。堅苦しいのは仕事だけでな。前王から話は聞かせていただいている。あの方がお前を息子と呼ぶのなら私はお前を弟と呼ばせてもらおう。」
王「無論お前は私の事を兄と呼んでもらう。いいな。」
勇者「兄、ですか。」
王「そぉーだ。無論お嬢ちゃんも呼んでくれて構わないぞ。」
迷子「おじさん?」
王「お兄さん!」
文官「王、私に何か御用では?」
王「あぁ、うむ。またいつもの様に文書仕事の手伝いをしてくれ。」
文官「・・・了解致しました。」
王「なんだ?その間は?・・・惚れたか?」
文官「貴方の頭の中には惚れた腫れたしかないのですか。」
王「冗談だ。用事があるのなら別にかまわん。」
文官「いえ、手伝います。あなたはいい加減細かい失敗を無くしてください。」
王「人には向き不向きがある。私は私で改正案など出しているだろう。あぁ兄弟、困ったことが有ったら呼べ。お嬢ちゃん、おなか減ったら私の所に来なさい。」
王「民は前王の子供、ならば私にとっての兄弟だ。遠慮なく頼れ。またゆっくり話そう。」
勇者「・・・えぇ。気遣いありがとうございます。」
王「感謝ムヨー!またな兄弟!」
文官「失礼します。またね。」
迷子「またね!」
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