過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/20(火) 21:54:27.64 ID:0aO95pCUo
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迷子「スー・・・スー・・・。」
勇者(・・・よし。計算式が出来上がった。座標変換がこれでできる。)
勇者(場所は砂漠を超えた港町。しかし・・・なんだ、送られてくる魔力の量が少ない様な・・・。)
勇者(神がやっていた方法と緑色にやられた方法では違いがあるのか。島から離れれば離れるほど送られてくる魔力量が減る・・・?)
勇者(ここでは転送術の発動に15分ほど掛かるか。時間さえかければ使える条件式だからその点は大丈夫だ。)
勇者「・・・寝てしまったか。解毒魔法詠唱開始」
勇者「詠唱完了」
勇者(お父さんにこの子を頼もう。)
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前王執務室
扉≪コンコン≫
前王「入るがよい。」
扉≪ガチャ≫
迷子「スー・・・スー・・・」
勇者「失礼します。」
前王「おお、お前か。準備は出来たのか?」
勇者「はい。発動に時間は掛かりますが飛ぶ事はできます。なのでこの子を預けに来ました。」
前王「・・・そうか。もう、行くか。」
勇者「はい。ご迷惑をおかけしました。」
前王「よい。して、何か注意事はあるか?」
勇者「はい。この子は今破傷風に掛かっています。破傷風に対して抵抗性が極端に低く朝、夜に解毒魔法が必要です。」
前王「ふむ・・・。」
勇者「そしてこの子は・・・空を飛ぶことが出来ます。」
前王「空を・・・?」
勇者「はい。無闇に空を飛ばないように注意はしましたが、気を付けてあげてください。」
前王「分かった。・・・他は?」
勇者「後々に・・・銃技術を紹介してくる傭兵集団がこの国にやってくるはずです。長は刀を持っています。秘密のお父さん、と言う合言葉を教えてありますので、会いに来た場合私の家を使えるように手引きして頂きたい。」
前王「ふむ・・・。」
勇者「その集団は魔法を使えない人間で大部分構成されていて、唯一女性3人が魔法を使用する事が出来ます。それと、一見魔物の様な人を連れているはずです。」
勇者「出来るだけ、騒ぎにしないで欲しいのです。」
前王「魔物の様な人・・・?」
勇者「・・・広げたくない話題です。話を通すのは主要な人物にだけにしてほしいのですが・・・。」
勇者「彼らは人体実験被害者です。」
前王「・・・。」
勇者「女性3人も、被害者です。よく、して上げて下さい。」
前王「了承した。」
勇者「それと・・・この木と種。この二つを資金としてお役立て下さい。この木は火にくべても燃えない木で、こちらはこの木の種となります。」
勇者「数多くお頼みしてすいません。」
前王「よい。・・・もう、行くのか?」
勇者「はい。今すぐ。」
前王「そうか・・・。」
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