過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
1- 20
903: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/27(火) 15:56:36.20 ID:h2/dI4noo
――――――――――――――――――――――――


ガチャガチャガチャ・・・
女戦士「よっしゃ出来た!これで馬に乗れるぞ。」

馬「・・・」
馬2「ブルル・・・。」

女僧侶「今日は取りあえず馬車を引きながら乗ってみましょうね。」

勇者「馬、か。楽しみだ。」

女僧侶「勇者様は馬などには乗った事は無いのですか?」

勇者「一度も無い。平原に出る事はあまりなかったからな。」

女戦士「ほら乗れ。とりあえず乗ってから姿勢とか教えるからさ。」

女魔法「・・・。」

勇者「よっと。」
ガシャドサ!

馬2「ブルル・・・。」

女僧侶「勇者様、もう少し静かに乗りましょう。」

勇者「あ、すまない。大丈夫か?」

馬2「・・・。」

女戦士「魔法も早く乗れ。」

女魔法「足が届かない。」

女戦士「別に乗り方なんて決まってるものでもない。飛んでもいいから乗れ。」

女魔法「・・・念力魔法」
トサ

女戦士「魔法杖貸せ。」

女魔法「・・・なんで?」

女戦士「乗り方を説明する。」

女魔法「はい。」

女戦士「よし。じゃぁこの杖に耳、肩、尻、踵を合わせろ。まぁつまり一直線に姿勢を正せ。」

女魔法「・・・こう?」

女戦士「鞍の深いところに尻合わせろ。じゃないと痛いぞ。」

女魔法「・・・窮屈。」

女戦士「慣れてくるとむしろずれてる方が嫌になるぞ。姿勢が正しいと疲れとか段違いで溜まりにくい。」

女魔法「・・・。」

女僧侶「準備できました?では歩かせますね。」

車輪≪ガラン、ガラガラガラ・・・≫

女魔法「・・・・・・。」

女戦士「どうだ?」

女魔法「・・・視線が高い。」

勇者「思ったより揺れないな。」

女僧侶「でしょう?人は船や乗り物などに酔ってしまう人が多いのですけれど、馬で酔う人あまりいないんですよ。」

勇者「ふむ・・・。」

女戦士「本気で走らせると前傾姿勢にないと落っこちるけどな。馬から落ちたら最悪死ぬから気をつけろよ。」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/982.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice