過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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968: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/04/05(木) 22:39:56.54 ID:+rf5HTOoo
勇者「一体何をするつもりなんだ?」

黒竜「複製!この赤い実は良く分からんがなんとかなるだろ!」

女魔法「複製?出来るの?そんな事。」

黒竜「おおとも出来るとも!さてさてほれほれ!さぁ魔力を寄こせ!」

赤竜「おお!魂繋ぎの呪い詠唱開始」
赤竜「詠唱完了」

黒竜「複製魔法詠唱開始」

女魔法「すごい・・・。」

女戦士「凄いのか?同じものを作るだけだろ?」

女僧侶「あのですね、世の中には様々な摂理が有るのですよ?物を魔力だけで複製するなんてそれを捻じ曲げているような物です。」

赤竜「酒など何時振りか!はようはよう!」

勇者「酒か・・・飲んだ事が無いな。」

女戦士「え?そうなのか?」

勇者「人が作った物を食べる事は極端に機会が少なかったからな・・・。」

女戦士「そうなのか、ふーん。・・・ふーん。」

女僧侶「でもこの大陸でお酒を楽しめる場所は無いでしょうね。諦めなさい。」

女戦士「ちっ。強いか弱いか気になったんだけどな・・・。」

勇者(何時になるか分からないが付き合わされそうだな。)

女魔法「少し貰ったら?」

赤竜「まだか!まだか!」

黒竜「・・・」
尻尾≪ビュオ!≫
バシィン!!!
赤竜「グオオー!!」

女僧侶「っ・・・、そ、そうですね。あの大きい入れ物一杯にお酒が出来るなら、少々分けてくれるかもしれません。」

女戦士「でも今はいいや。」

勇者(これだけデカい相手に一切物怖じしないのは何故だろうか。・・・まぁ、予想外には慣れたもの、か。妙に軽いしな。)

女魔法「・・・ドラゴンってもっと静かなのかと思ってた。」

女僧侶「えぇ、私もそう思っていました。賢者という話から何となく・・・。」

女戦士「言えばデカい蜥蜴だもんな。」

赤竜「だれが蜥蜴か!」

女僧侶「あ、ごめんなさい。聞いていましたか。」

女戦士「凄い蜥蜴だろ。」

赤竜「何を言っとる!蜥蜴は酒飲まんだろ!」

女魔法「・・・・・・そこなの?」

赤竜「酒を楽しむのは人と儂らくらいよ!グハハハハハハ!」


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