過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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972: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/04/05(木) 22:41:52.65 ID:+rf5HTOoo
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最初の広場

洞窟≪パキパキパキビシビシビシバキィン!≫

女戦士「洞窟が凍っちまった・・・。」
女僧侶「間一髪ですね。」
女魔法「大丈夫なの?」

茶竜「いつもの事。」
ゴゴゴ・・・
ズガン!ズガン!ズガン!

勇者「ここはすごいな。火山の中なのに水は湧き出て、天井は無い。木まで生えている。」

茶竜「太陽も水も草木も全部当たり前。」

女魔法「普段何を食べてるの?」

茶竜「あの木の葉。」

女戦士「葉っぱだけでここまでデカくなれるのか?」

茶竜「うん。降りろ。」

女戦士「了解。よっと。」
ヒュゥ・・・
ズダン

女魔法「・・・・・・。」
女僧侶「・・・ちょ、ちょっと高いですね。」

勇者「慣れれば平気だが・・・二人には少し高すぎるか。」

茶竜「・・・大地鳴動詠唱開始」
茶竜「詠唱完了」
ズゴゴゴゴ
ガゴンガゴンガゴン

茶竜「これで降りろ。」

女僧侶「わ、わざわざありがとうございます。」
女魔法「・・・こんなに早く階段作れるんだ・・・・・・。」

フラスコ≪ジャー・・・≫

茶竜「・・・。」
ズガンズガンズガン

茶竜「あー・・・。」
ガボガボガボ

女戦士「幸せそうだな。」

勇者「そうだな。」
勇者(・・・どうするべきか。俺たちを連れてきた赤いドラゴンは今凍らされているし、協力的なドラゴンが居てくれるかも不明。)
勇者(今中々に厄介な事になっているのでは・・・。)

ザバァァ・・・
女魔法「!」

白龍「おや、人間がいる。珍事だ。」

女僧侶「初めましてドラゴンさん。」

女戦士「今度は白いな。」
女魔法「手と足が無い。」

白龍「あぁ初めまして人間さん。一体何しに来たのかな?」

勇者「赤いドラゴンに連れてこられたんだ。用があるわけじゃないんだが・・・。」

白龍「それはそれは。うちの馬鹿が迷惑をかけたね。代わりに謝ろう。すまん。」

女僧侶「いえ、返してもらえればそれでいいのですけど・・・」

女魔法「ねぇ、魔法詳しい?」

白龍「あぁ詳しいとも。何か聞きたいのかなお嬢さん。」


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