過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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991: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/04/08(日) 02:20:57.75 ID:mswJ342zo
女僧侶「あ、あの。ドラゴンさんの中でどなたが一番固いのでしょうか。」

青竜「それはやっぱり茶色でしょうね。」

黒竜「うむ。疑いようがない。」

赤竜「儂が噛みついた中で唯一歯が通らんかった!」

白龍「つまり全員の中で一番固いという事だ。こやつが噛みついていない奴は居ないはずだ。」

勇者「なるほど・・・。」

青竜「自分にさえ噛みついてるからね。大馬鹿。」

赤竜「歯が痒かったんだ!仕方あるまい!」

白龍「岩でも齧ればよい物を。考えが至らぬ奴だ。」

赤竜「岩ではやわこいのだ!一番ちょうどいいのは青だが噛みつくと毎回凍らされてしまうので最近は緑がお気にいりだ!」

青竜「いい迷惑!後ろから足に噛みついたりさ、やめて欲しいわよ。」

勇者「噛みつかれても平気なのか?」

白龍「あぁ、人間さんは違うのだったかな。私達ドラゴンはね、傷が出来てもすぐ治ってしまうのさ。」

黒竜「あぁそういえばそうだったか。人間は簡単に死んでしまうらしいな。不憫な。」

女僧侶「すごいですね・・・。私たちは回復魔法が手放せないです。」

勇者「どのぐらい早いのだろうか?」

赤竜「うおー!」

ガブウ!!

白龍「ぐぁっ!やめんか阿呆たれ!」
シュウ・・・

赤竜「やはり白はやわこいの!ぐおー!」

青竜「やめなさい!」

赤竜「熱帯び中だからきかんわ!あぁそうか次からこうすればよいのか!ぐおー!」

青竜「反振動魔法」

赤竜「ぐ」
カキン!

白龍「不本意な事だがこのくらいならすぐだ。ほうらもう傷はないだろう?」

勇者「あぁ、すごいな。まさか首を落とされても生きていたりするのだろうか?」

赤竜「ぐへー・・・熱帯び中だと溶けるのが早いの・・・。」
ジュウウ・・・

黒竜「流石に首を落とされてしまうと再生は不可だ。と言っても私たちは死ぬ種族ではないのだがな。」

女僧侶「え?」


女魔法「すごい分厚い葉っぱ・・・。」

緑竜「噛むととてもいい音がする。カリカリとな。」

茶竜「上の葉っぱが特に旨い。けど俺は届かない・・・。」

緑竜「だからたまに私が取ってやるのだ。」

女魔法「優しいんだね。」


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