過去ログ - まどか「安価で1レスSS選手権!!」
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949:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/02(月) 21:35:14.38 ID:vTB15CvSO
「もう私も……終わりね」

安らかな顔をした私の手には、濁りきる寸前のソウルジェムがあった。

「『まどか』……やっと、また会えるのね」

私はかつての親友の名を呟き、彼女が導きに来るのを待ち構えるようにソウルジェムを持った手を蒼穹に掲げた。

ぱぁああ

ソウルジェムが煌めき始める。

「……………ほむらちゃん、やっと会えたね」

私の大切な友達。

「……えぇ」

「それじゃ……大丈夫?」

それ、は導きのことを指しているのだろう。

「……いえ、その前に」

しゅるり

私はカチューシャ代わりに使っていた、真紅のリボンをほどく。

「忘れ物を、返さないとね」

そのふたつのリボンを差し出した私を見て、『まどか』は少し驚いた顔をした。

「…………そうだね、でも、一つは置いていこ?」

彼女はそう言って微笑む。

「どうして?」

「えへへ、ひみつ」

いつまでも変わらない桜色の微笑み。

私はそれにつられるように、微笑みながらまどかと共に………



マミ「……暁美さんっ!」

杏子「ほむら……?そんな………」

マミ「導かれて、しまったのね」

杏子「………おいマミ、あのリボンって……」

マミ「!…………」

マミ「暁美さん………忘れ物、しちゃったのかしら」クスッ


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