過去ログ -  IS大戦 〈インフィニット・ストラトス×サクラ大戦〉
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6: ◆tUNoJq4Lwk[sage]
2011/07/30(土) 19:43:18.81 ID:qJ5PnGe/o

 
 IS学園――

 そこはIS搭乗者を養成するための専門の教育機関だ。

 軍の訓練施設を除けば、ISの搭乗者教育をする「高校」はここしかない。

「初めてきたけれど、随分と新しいなあ」

 学園の敷地は広く、そして設備は新しい。自衛隊の施設とは雲泥の差だな、と大神は

心の中で思い、苦笑する。

 学園内は静かであった。この日は日曜日なので当然といえば当然かもしれない。

 正門には、警備員の詰所があり、彼はそこに顔を出す。

「あの、すいません。海上自衛隊からきました大神と申します。校長にお会いしたいの

ですが」
 
「え? はい。わかりました。少々お待ちください」

 IS学園は生徒も職員も女性ばかりと聞いていたが、警備員も女性であった。

 本当に女性ばかりの場所。

(男ばかりの職場にいた身としては、ちょっとキツイかもしれない。しかしそんな心配

をしていても仕方がないか。とりあえず、校長に会って話を聞こう)

 大神はそう考え気持ちを切り替える。切り替えの早さは彼の特技でもある。

(それにしても校長はどんな人なんだろう)

 IS学園の校長は陸上自衛隊の元陸将補で、自衛隊IS部隊の創設者でもあったと彼は
聞いていた。

 いわばIS運用のエキスパートだ。

 一昨日に会った三隅一佐よりも、もっと厳しい人なのかもしれない。

 女性ばかりのIS部隊を編成した人なのだから、相当精神的にタフでなければやって
いけないだろう。

 そんなことを考えながら待っていると、校舎のほうから髪の短い女性が胸をタユンタユン
させながらこちらにやってきた。

 大きな眼鏡が印象的な女性である。

 近づいて見ると、背が小さい。


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