112: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2011/07/31(日) 04:07:01.11 ID:NUOiJj+Xo
グループ隠れ家
滝壺「…………ここは……」ﾊﾟﾁｯ
土御門「グループの隠れ家だ。まだあまり動かない方がいい」
滝壺「つちみかど…………私…………」
土御門「事情は知ってる。安心しろ。ここにはお前を物の様に扱う奴は居ない」
滝壺「…………うん」
土御門「とりあえずはぐっすり休め。話はそれからだ」
滝壺「分かった…………」
ｶﾞﾁｬ
姫神「あの人。起きたの？」
土御門「あぁ。だがまだまだ寝かせておくべきだ。結標は？」
姫神「まだ起きない。気絶させられた上に。精神系統の力を受けたから仕方ない」
土御門「……そうか」
姫神「そういえば一方通行はどうしたんだろう」
土御門「どこかその辺ほっつき歩いてるだけだろ。アイツは死ぬようなタマでもないしな」
ｶﾞﾁｬ
土御門「噂をすればってか」
姫神「おかえり。一方通行」
一方「――おら、土産だ」ﾎﾟｲｯ
土御門「お前これ……。というか傷増えてないか？」ﾊﾟｼｯ
一方「クソバカメルヘンに絡まれたンだよ。そンで詫びにそいつをよこしやがった」
姫神「？？」
土御門「…………面白いな、これ」
一方「あ？」
土御門「どうしてアレイスターが学園都市中の事を知り尽くしてるか分かるか？ 見てんだよ、コイツでな。ここの画面を見てみろ」
姫神「…………これって……何かの機械……？」
土御門「あぁ、ナノサイズの情報回線といったところか」
一方「ちっ、あのヤロウも姑息な真似しやがる」
土御門「――――おい一方通行、そのクソバカメルヘンに後で礼言っとけ」
一方「やなこった」
姫神「何か分かったの？」
土御門「あぁ、『グループ』、『スクール』、『アイテム』、『ブロック』、『メンバー』…………」
一方「それが何だっつーンだ。そンなモンとっくに…………」
土御門「もう一つあるんだ」
姫神「え……？」
土御門「名前は――――『ドラゴン』」
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